osdev-jpでは、OS開発に有用な情報を収集し公開しています

View My GitHub Profile

16bitリアルモード→32bit保護モードへの移行のしかた(BIOS環境下)

はじめに

OS開発において最初に立ちはだかる壁は、「起動の壁」と「16bit-32bitの壁」であると古くから言われています。 この記事では、これら二つの壁を乗り越える手法を解説することで、OS開発への第一歩を踏み出す皆さんの手助けとなることを目的としています。

最初に悲しいお知らせ

この記事は「BIOS環境下」限定の記事です。2011年頃より広く採用されるようになった「UEFI環境下」では、この記事はもはや過去の遺物です。なぜなら、UEFIはブートローダーを32bit保護モード下で呼び出してくれるために、16bitリアルモードであれこれする必要がなくなってしまったからです。

UEFIにおけるブートローダーの説明については、該当する内容の記事を参照してください。

CPUの実行モード

32bit保護モードの利点

電源投入からIPL実行まで

32bitモードに移行しよう!